僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

花見の宴に同席してもうた

飲酒歴40年、断酒歴8年と2カ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル65。

本日もリスボンの、僕たちはきっと平和・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

僕が今の地に庵を結び、ここを永遠の住まいと決めてから、ほぼ四半世紀が過ぎました。

僕はいわゆる新住民、土地のもともとの住民の皆さん、

いわゆる在所の皆さんからすれば、よそ者です。

 

ですがありがたいことに、僕の暮らしている地域では、

在所の皆さんと、僕たち、新住民は、

自治会やこども会等との活動を通じて、よい関係を保つことができています。

夏祭りを始めとする自治会の催しにも、皆で協力し合いながら盛り上げることができています。

 

今日は昼過ぎから近所の散歩に出かけました。

最初に僕たち、新住民だけが住んでいる僕たちのブロックを回り、そして歩きながら、

自治会の夏祭りの会場ともなる自治会のグランドに桜があったことを思い出し、

グランドに向かいました。

 

 

グランドの一本の桜の樹の下で、自治会のソフトボールチームの面々が、

酒とつまみを持ち寄り、花見の宴を催していました。

もちろん、全員、顔見知りのメンバーです。

僕も呼ばれ、酒はいただきませんが、つまみをいただきながら、

久々の四方山話に花を咲かせました。

 

一人のメンバーが電動キックボードで来ていたので、

少し試乗させていただきました。

 

おもろい乗り物です。

都市部での手軽なコミューターとしての性能は問題なさそうです。

 

僕が乗り終わった後、ちょっとばかり酒癖に難のある M さんが乗り始めました。

M さん、それほどお酒は強くなく、効率よく酔いを楽しむ方です。

その効率の良さが少しばかり弾けてしまったようで、

試乗中にグランドの真ん中で、転倒してしまいました。

 

しばらく起き上がらないので、駆け寄って体を起こしてみたところ、

少し口周りから流血し、そして顔色も土色になっていました。

顔色の悪さはちょっとばかり心配でしたが、少しするといつもの軽口を叩くようになり、

どうやら大事なかったようです。

 

でもこんなことが何回か繰り返されていくと、

取り返しのつかない事態になる可能性もあるでしょうね。

M さんには少しばかり悪いのですが、

僕たち断酒 er 、ダンシャーは、そのようなリスクからは身を遠ざけることができています。

やっぱ、断酒ライフにかなうものはないでしょうね。

僕たちはラッキーなんです、こんな素晴らしい生き方に出会えたという意味で。