僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

やっちゃいました

台風が次から次へとやってきますが、そんなの関係ねぇ、アル症と肝硬変、仲良く生きてやるぜ、リスボン、57歳。

今日も、リスボンの、わがまま・ノープラン・有害無益ブログ、ご訪問、ありがとうございます。

さて、今日は9月19日。
1月19日に強制入院の処置をいただき、無理やり断酒ライフがスタートしてから、ちょうど、8ヶ月、三分の二年が経過しました。

1年達成までは、これまでの半分か~。

誰も褒めてくれへんから、自分で褒めよう。
えらい、えらい。

木曜日に頭をもたげた今回の風邪、金曜日の会議中の居眠り攻撃で撃退したつもりでしたが・・・

甘かった。

土曜日には学会に行ってしまい、昨日はのんびりしたのですが、
図書館に行ってしまいました。

そして今朝起きると、微熱、喉痛、咳の三重苦。
でも、今日から本格的な授業への復活だべ、ということで、マスクをして、大学に来ました。

で、やっちゃいました。
スリップじゃないですよ。
もちろん、エッチなことでもありません。

んじゃ、何をやらかしたかというと、
本日の1時間目、「英語入門」という、まさにバリバリのビギナー向けの英語の授業なんですが、
90分間、全部、英語でぶちかましました。
僕は、一切日本語をしゃべらずに。

学生からの質問や、所々で仕掛けた学生同士のディスカッションは、日本語をOKにしましたが、
あとは、教室に響いたのは、僕と学生諸君の、下手くそな英語です。

頑張りましたよ。

英語教育の世界では、英語に限らず外国語一般に言えるのですが、やはりその言葉を使うのが一番大事なようです。
たとえ、下手くそでも。

そして現在の世界の英語事情を考えると、正統的な英語などというものは、すでに幻想に過ぎません。
アメリカ英語? なに、あの訛りは!
イギリス英語? 全然、分かんねぇし!
オーストラリア英語? それ、英語か?

つまり僕たちが積極的に使うべきは、国際社会に参加しようとする日本人による日本人のための英語、でいいんです。(ま、極論ですが)

微熱と咳と戦いながら、ゆっくりゆっくり、それこそ、小学校1年生レベルの英語で、授業を進めました。

多分、学生諸君は、楽しんでくれたと思います。
(ひとりよがりともいいますが)

そんなわけで、風邪に負けず、皆さんも僕も、今日も(明日も)ご機嫌さんで
LWOA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続しましょう。