僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

250日

アル症と肝硬変、悪友たちと死ぬまで3人4脚、リスボン、57歳。

本日もリスボンの、有害無益・わがまま・ノープラン・ブログ、ご訪問、ありがとうございます。

おかげさまをもちまして、断酒生活、250日継続できました。

1年の3分の2、1000日の4分の1。

「お酒はやめていただきます」
おぼろにしか思い出すことができませんが、確か、消化器科の先生に告げられたところから僕の断酒生活が、突如として始まってしまいました。

今となっては、飲酒生活者だった頃のことの感覚が思い出せません。

でも、もちろん油断は禁物です。

いろいろな記事等を読んでみますと、断酒1年の達成者は、断酒初心者では過半数を割るそうです。
その意味では、よくもっているなと思います。

僕の場合、何が良かったのでしょうか。

一つ目。
これはかなり大きいと思いますが、家族の中で僕以外に飲酒者が一人もいなかったことを挙げるべきでしょう。
今我が家には、料理用の酒とみりん以外には、アルコール分は存在しません。
もちろん飲む人間がいませんから、酒の匂いが家の中ですることが全くないわけです。

二つ目。
仕事で酒席に行く必要が極めて少ないことも挙げられます。
断酒生活に入ってからこれまで、酒席の機会が3回ありました。
でも、どの回も酒を飲まずとも、十分参加できましたし、楽しむことができました。

三つ目。
これはありがたかったというべきでしょう。
断酒後、離脱症状が全く現れなかったことです。
多くの仲間が離脱症状に苦しめられたことを、幾つかのブログでも知ることができました。
しかし僕は、入院中はおろか、退院後も、平和に断酒生活を続けることができています。

いずれにしましても、いくつもの幸運に恵まれてきたようです。

もちろん、もう一度書きますが、油断大敵です。
今では、1回くらい飲んでも、即、肝臓に悪影響が出ることはないでしょう。
しかし、僕が機会飲酒で止まるわけがありません。
必ずや習慣飲酒に発展し、やがては昼夜の区別を失うことになるでしょう。
そして、内臓の不調に間違いなくつながります。

断酒が継続できている幸運に感謝しなければなりません。

皆さんも僕も、今日も(明日も)ご機嫌さんで
LWOA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。