僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

9度の恐怖

アルコール依存症、肝硬変第2ステージ、昭和のおっさん症候群重度深刻
元気な闘病者、リスボン、57歳です。

本日もリスボンの、自分勝手・人畜有害・ノープラン・ブログ、ご訪問、ありがとうございます。

昨晩は、久しぶりにやばかった。
一歩を超える寸前で、缶の中身を捨てることができました。

缶の中身は、レモンかライム味の9度の酎ハイでした。
缶のラベルの色合いが全体に黒っぽかったので、最近、天海祐希が宣伝している、あれだと思います。

もちろん、夢の中の出来事です。
夢の中でしたが、飲むところまではいきませんでしたが、飲むことを前提に最後まで大事にキープしていました。

場所はどこかのスーパーです。
多分、いつもライブでお世話になっている、奈良のイトーヨーカ堂っぽかったかな。

購入した場面は覚えていないのですが、なぜか買い物を一時的にキープしておく入り口のフックに、僕は酎ハイを大事に置いておいたのです。

そして帰る段階で、
お前、これ飲んだらあかんやんけ、という意識がようやく働き、
中身を捨てたようです。

ビールではなく、9度の缶酎ハイだったという点が、少しばかり、引っかかっています。

つまり、飲んだ時の口当たりや喉ごしではなく、明らかにアルコール成分、それも精神に生理的に作用してしまう薬効成分としてのアルコールを欲していたんですね、夢の中でも。

この夢のエピソード一つ取り上げても、僕が文化的な嗜好品や味覚上の嗜好品としての酒を楽しんでいたわけではないことは、どうも、明らかなようです。

多分僕は、20代の頃から、潜在的に依存症だったんでしょうね。

あの頃から、
僕はうわべでは、
誰かと一緒に楽しめるから酒を飲む、美味しいものと合わせられるから酒を飲む、
と言っておきながら、
身体的には有害な薬物としてのアルコールを望んでいたんでしょう。

断酒ブログをあげてらっしゃる皆さんには結構若い方もいらっしゃいますが、
僕も場合によってはそうだったのかもしれません。

夢とはいえ、少しばかり肝を冷やしました。

夢です、夢。

夢は夢、現実には皆さんも僕も、今日も(明日も)ご機嫌さんで
LWOA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。