僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

老い、老い、老い

歳をとればだれでもポンコツになりますよねぇ、ポンコツ男、リスボン、58歳。

本日もリスボンの、ポンコツ・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。


暑さにも少し慣れてきましたかねぇ、
いや、慣れたという風に勘違いをしとかないと、やっとれませんわね。

加齢自覚・自虐ネタです。

まずこの頃、自分なりにショックを感じたのは、
肌です。
手の甲はもうシワシワですし、
腕のよう焼けているほう、ほくろのようなシミのようなそばかすのような小さな斑点が、いくつもあちこちにあります。

ちっちゃいころは、お年寄りのこの点々が大嫌いだったんですよ、罰当たりなことに。
でも、今自分自身がそうなっちゃっています。
間違いなく、罰ですね、罰。
そしてまた若さの残酷さを確認し、うらやましくもあり、でも仕方ないもんね。

その2
疲れがなかなか取れません。

飲酒者の頃に比べて、睡眠は充実しているはずです。
少なくとも寝入りのスムーズさから考えれば、自然に睡眠に落ちているはずです。

でも、仕事の能率は、日に日に落ちていくんですよねぇ。


そして絶望的なその3

若者たちの言葉感覚についていくことができません。
ついていくことができなくて辛い、というよりも、
ついていかんでええ、と最初から決めてかかっている自分がいます。

若者たちを下に見ている証拠ですね、完璧に。

つまり、自分が老成したと勘違いをしている状態です。

そりゃ、たまたま長く生きていますから、いわゆる経験値は高いかもしれません。

でも今の若者たちが直面している状況に、僕たち年寄りも、今初めて面と向かっているわけです。

ということは、
感性や思考のポテンシャルが高い人のほうが、
柔軟かつ適切な判断ができる可能性が高いですよね。
つまり、われわれよりも若者たちのほうが柔軟で適切な判断ができる可能性が高いということですよ。
その、師たる若者たちについていくことをあきらめることは、
自ら成長することを放棄していることになります。

なんぼ歳をとっても、チャンスを無視しちゃ、駄目ですよね。

しかも僕は幸いなことに、(ホンマに幸いなことに)
生きのいい、若い衆をたぶらかすことを生業にしています。

あいつらから精気を奪い取らねば。
中途半端に尊敬され、中途半端に疎まれるくらいだったら、
思い切り恥をかいて、連れとして認めてもらったほうが、楽しそう。

もっとも、媚びを売るつもりはないですけどね。

身体面でのポンコツ化は仕方ないとして、
精神や感情面でポンコツ化してはだめっすよね。

若ぶるつもりはありませんが、若者と自分の間に不必要な垣根を作ってはいけません。

と決意をあらたにしつつ

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWOA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。