僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

時代遅れ

飲酒歴40年、断酒歴2年と少し、金曜日のライブ、よろしく、リスボン、59歳。

本日もリスボンの、時代遅れでいいもん・ノープラン・ブログ、ご訪問、ありがとうございます。


何回か書いたかもしれませんが、
僕はスマホをもっていません。

当然ですが、使っていません。

そしてこれまた当然というべきでしょうが、スマホベースともいうべきサービスである、
ライン、知りません。

ツイッターもやっていませんし、インスタグラムに関しては、画面を見たこともありません。


昨年の3月に上海に行ったときに、
上海の市民のほとんどがありとあらゆる支払いの際にスマホを使っていたことには驚かされました。

もし僕が都市生活者であり、
例えば公共の交通機関に関する情報をできる限り早くキャッチしなければならないのであれば、
スマホは必需品かもしれません。

でも幸いにして僕は、カントリージェントルマンですし、
普段の移動はほとんどが自家用車です。

スーパー以外でお金を使うことはあまりありませんので、
スマホによる決済にはたぶん、生きている間はお世話になることはないでしょう。

ということで、僕の日常生活の中では、スマホは必需品ではないのです。

そしてプラスアルファの情報機器としてのスマホを考えるとき、
僕にとってあの小さな電子窓は、便利なものと映るよりも、
うっとおしいもの、邪魔なものに見えます。

老眼ですから文字を読もうとして眉をずーっとしかめているのもつらいです。

そして何よりも、
電車の中等でほとんどの人がこの小さな窓を一生懸命見つめている姿を見ると、
正直、うすら寒い感じがします、怖いです、違う星に迷い込んだような気がします。


僕の感覚は時代遅れですか。

僕の感覚では、少しでも空き時間ができるとあの小さな窓に目をくぎ付けにしてしまう人たちのほうが、
異常に見えますが、おかしいですか。

やっぱり自分の周りをみましょうよ。
周りの音を聞きましょうよ、
僕は鼻はあまりよくありませんが、嗅覚も働かせましょうよ。

スマホをずーっと見つめ続ける現代人、
かっこよくないです。

僕たちの目は、一点を見つめるために進化したわけではありませんし、
僕たちには五感があります。

そして僕たちは体を動かすことができるんです。

多分、僕はレジスタンスを継続します(って大げさですが)。
スマホはもちまっしぇん。

五感、六感を働かせ、僕自身の身体性を活躍させ続けるためにも、

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。