僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

感激の特攻服?

飲酒歴40年、断酒歴2年と少し、ヤンキー歴、全くありません、不良初期高齢者、リスボン、59歳。

本日もリスボンの、もしかすると勘違い・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。



香港から帰ってきて二日目。

もちろん時差はありませんが、
さすがに香港で朝から晩まで歩き回っていたため疲れはたまっていたようです、

今朝は、目覚まし時計によって起こされました。


今日はのんびりと旅支度を解くつもりだったのですが、
帰省している長女の、
荷物を運んでほしいというリクエストに応え、
親ばかおやじとなって彦根までドライブしてきました。


彦根に到着し、本日予定しているイベントのために買い物をする長女に付き合い、
大きめのスーパーマーケットに行きました。

長女の買い物の間、僕は店内をうろうろしていましたが、
ちょっと衝撃的な事態に遭遇しました。

(ごめんなさい、少し大げさかもしれません)

ゲーセンのプリクラで遊んでいた女子高生たちの出で立ちなんですが、
服装は普通に女子高生の制服姿なのですが、

髪型が昔のホステスさんのように、
上方向にやたら目ったら盛りまくっていたのです。

バブル全盛期、というよりも、それ以前の昭和、高度経済成長期の匂いがぷんぷんとしてきました。

あの子たち、間違いなく17,8だよね。


店内を歩いているとさらに衝撃的な場面に遭遇します。


フードコートのラーメン屋さんのカウンターの前に、
白地の特攻服!を着たヤンママ風のおねぇさんが二人。

もちろん髪型や化粧は、先ほどの女子高生以上に気合が入っていました。

特攻服の背中には、
「一人の男に尽くすのが女の生きざま」みたいな、
もろ、ヤンキー根性丸出しのセリフが染め抜いてありました。

驚きながらも感激しながら見ていると、
ラーメンを受け取りお盆に乗せた彼女たちが向かったテーブルには、

特攻服こそ着ていませんでしたが、
髪型やメイクに同じくらい気合の入ったヤンママたちが数名、
可愛いこどもたちとともに座っていました。

火曜日という平日の昼間に、
多分、元ヤンだった今は子育て中のママたちが、
スーパーのフードコートにランチ集会に集まっていたのです。


ヤンママ集団は、周囲に特にメンチを切ることもなく、
また周りの人も特に変わったことがある様子でもないようで、

どうやら彦根では、
ごく当たり前に気合たっぷりのヤンママたちがランチ集会を開くようです。


先ほどのキャバレーのおねぇちゃん風の女子高生といい、
ヤンキースピリット丸出しの外観でありながら、
普通に子育て仲良しママをしている多分元ヤンのおねぇさん集団といい、

彦根、侮れません。


そして人のかっこがダサいかどうかなんてのは、
ホンマに自分自身の感性で決め、行動している人しかいう資格はありません。


今日見た、一見、むっちゃ、だっせー彼女たちは、
でもむちゃくちゃかっこえぇ、スピリットの持ち主であり、
その明るい主張からは、大盛りの元気がもらえました。


やっぱ、自分のことは自分で決めんとね。

僕たちも僕たちの主張を通し続けましょ、断酒ライフという主張を。

そう、いつものように

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。