僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

出会いと別れの季節のはず?

飲酒歴40年、断酒歴4年と2か月、不良初期高齢者、リスボン、61歳。

本日もリスボンの、寂しい話かも・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

4月1日です。

タイトルにも書きましたように、新しい出会いと別れの交錯する日のはずです。

 

僕の勤務する大学でも、入学式は取りやめになりました。

また、1年生を迎えて行う、いくつかの学事行事も、

200名以上を一定時間、密閉した空間においてしまうということで、

中止になっています。

 

ですので、今日の僕の業務はありませんでした。で、大学には行っていません。

一応、今日、新入生が来ているはずなんですけどね。

 

僕の勤務先でも、人事の入れ替わりがあります。

特に期限付き雇用の皆さんは、

基本的には契約期間が終了すると、退職されていきます。

 

うちの大学で少しばかり残念なのは、

学生と僕たち教員の間に立ってくれる、

助教や助手、そしてアシスタントといった若い皆さんがこの期限付き採用なんです。

したがって昨日までで勤務を終えた諸君が何人もいます。

 

例年、大学としてそのような皆さんを送る会を開催してきたのですが、

今年はコロナ問題でそれも中止になりました。

何人かの皆さんとは、あいさつもできないままのお別れになりました。

 

ここで少しばかり寂しいのが、

以前のように飲酒者であれば、退職される方を個人的にお招きして、

飲み会でもやればいいのでしょうが、

断酒者としては、こちらからお誘いするのも少し気が引けます。

さらに僕は食も細いので、外食をあまり楽しめる方でもないのです。

断酒ライフのちっちゃなデメリットの一つかもしれませんね、

個人的な飲み会を開催できないというのは。

あっさりと出会って、

少しだけ濃厚なかかわりがあって、

でも別れもあっさりと別れる、

それも一つの生き方でしょう、ハイ。

 

そしていつも確認しているように、

断酒ライフには他に代えがたいすばらしさがあります。

 

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。