僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

気もちは揺るがず

飲酒歴40年、断酒歴6年と1カ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル63。

本日もリスボンの、ホンマに不良のノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

昨年の本ブログの最終版です。

 

https://skyoflisbon.hatenablog.com/entry/2021/12/31/221830

 

年越しそばを作ったパートナーに言われてくそ親父を家に招いたところ、

くそ親父が思い切り調子こいてはしゃいだことに対して、

僕がブチ切れたことを報告しました。

実の親に対して送迎の車内という密室内で罵詈雑言を浴びせるという鬼畜にも劣る所業、

きっと地獄に堕ちるだろう、でも全く後悔はしていないという、

ホンマに不良ジジィのブログでした。

 

そして今日も似たようなことを起こしました。

 

くそ親父をサービス付き高齢者専用住宅に転居させてほぼ2週間がたちますが、

まだ元のアパートの片づけを終えていません。

処分するものと新しい部屋に持ち込むものの分別は、さすがに本人の判断が必要なので、

今日はその作業を行うつもりで、くそ親父のもとを訪ねたところ、

今日は体調がいま一つなので、日を改めることになりました。

 

そこまではいいのですが、親父の薬の管理をめぐって少しばかり口論になりました。

そして僕は、「俺はおめぇの面倒は見たくないんや」といつもの本心を繰り返したところ、

「おめぇとは何だ、仮にも父親だぞ」と、まともに聞こえる反論を返してきました。

一般論では親父の反論は当を得ているのでしょうが、

何度も茶番自殺のしりぬぐいをさせられてきた身としては、

許すことのできない反論でした。

 

僕はくそ親父の5回にわたる茶番自殺未遂を絶対に許しません。

そして僕の人の道に外れた物言いは、このことの表現に他ならないのです。

本当に、一生、許しません。

何と言ったかど忘れしましたが、多分僕は、さらに屈辱的な言葉を親父にぶつけたと思います。

さすがにオヤジもへこんだようです。

 

腹を立てたまま、親父の部屋を後にしましたが、

さすがの僕も、少しの間、気もちが動揺していました。

しかしある程度、時間が経ち、これまでの1年間を振り返った時、

僕は僕の、一般的には非人道的で親不孝な物言いを、全く後悔していません。

実の親子であろうと、許せないことは許せないのです。

 

多分、僕は変わり者だと思います。

というか、きっと僕のメンタリティーにおかしな部分があるのでしょう。

でも、そんな部分も含めて僕です。

春の空のように?やや霞を含みながらも、さばさばした気持でいます。

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僕たちにはもっと大事なことがあります。

一生、継続しなければならないタスクをコンプリートすることです。