飲酒歴40年、断酒歴6年と7か月、不良初期高齢者、リスボン、レベル63。
本日もリスボンの、やっぱり王道を確認・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。
今朝、ネットで見た記事に納得させられました。
ダイアモンドオンライン配信の、
都会で孤独な定年後を送る男性の早死にのリスクについての記事です。
高血圧、運動不足、喫煙等が寿命を短くするリスクファクターであることは、
すでに常識となっていますが、
この記事では、それらと並んで、
社会的な孤立も命に係わる重要なファクターであることが、
最新の研究等で明らかになりつつあることが紹介されていました。
社会的な孤立が致命的な健康被害を招来するプロセスの一つは、
僕たちが断酒ライフに入門していなかった、
あるいは、入門後に挫折してしまった場合を想像してみると、よくわかるようです。
飲酒者であったころの僕たちは、
(そしておそらく一度断酒ライフに入門したにもかかわらず、
SLIP してしまい、そこから抜け出すことができなかった僕たちの仲間は)
飲酒のもたらす致命的な危険性を認識しながら、
他者とのつながりをもたないため、
酒で死ぬのであればそれも本望であると早とちりし、
孤独の中での連続飲酒という自殺的行為に埋没してしまう可能性が高いことでしょう。
何らかの形で他者との人間的なつながりを保持していれば、
飲酒によるスローな自殺がいかにばかげた行為であるかを理解し、
生きていればこそ味わうことのできる楽しみのために、思考の幅を広げられるはずです。
その記事では、
ひたすら会社人間としての人生を送ってきた人ほど、
定年後に孤独な生活を迎えることが多い傾向があることを指摘していました。
幸いにも僕は、職業柄からも、そして僕のキャラクターからも、
会社人間人生を送りませんでした。
そしてさらにラッキーなことに、断酒ライフへの入門を果たしました。
さらにありがたいことに、音楽やアートを通して他者とかかわる幸せを享受できています。
人生100年時代(僕は勝手に120年と決めています!)、
断酒ライフこそ、人生の王道を全うするための必要十分条件のようです。
断酒ライフ同志の皆さん、思い切り王道を満喫しちゃいましょう。