僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

悔しいけど疲労は持ち越す

飲酒歴40年、断酒歴7年と7カ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル64。

本日もリスボンの、華麗(加齢)なる悲喜劇・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

昨日も報告しましたように、昨日は実に濃ゆい一日でした。

昼間はファッション・ショーのモデル、

夜はジャム・セッションのホスト・ピアニスト、

しかもありがたくもうれしいことに、

どちらも充実しており、それなりにやり切った感がありました。

やはり昨晩の入眠は、アっちゅう間でした。

 

高齢者の良き習慣?に忠実な僕も、

今朝の目覚めは少しばかりゆっくりでした。

でも、いつも通りのモーニング・ルーティンをしっかりとこなしました。

 

昼間は、親父の部屋に新品のテレビを搬入するために、

親父が世話になっている施設に行ってきました。

今回のテレビの買い替えの件、親父には一言も伝えていません。

ただ、事前に親父と話をするのが嫌だったので、

勝手に Joshin に行って、適当な受像機を注文しただけです。

 

親父の部屋は、意外にもきれいに使われていました。

どうやら基本的な生活は問題なく送ることができているようです。

 

今、あいつの財布は、施設の事務所にあずかってもらっています。

これまで何回か、所持金に対して異常な執着心を燃やし、

僕も含めて周囲を混乱させることがありましたので、

本人の手元には一切、現金を置いていません。

 

そして本人はその状況について、十分には理解できていないようです。

月に一度の定期健診の際にも、自分には金がないが銀行にはあるはずだと、

同じことを繰り返します。

口をきくこと自体が嫌なので、無視しています。

 

部屋が比較的、整理されていること、

自分の所持金に対して理解はできていないが、恐らく執着心はもっていること、

あやつの現在の認識能力がどの程度のものなのか、

少なくとも完璧な恍惚状態ではなさそうです。

 

親父の部屋へのテレビの搬入が順調に終わったので、

2時半には帰宅しました。

せっかく早く帰宅できたので、ピアノと歌の練習をしようと気合を入れたのですが、

どうも声の伸びが今一つです。

無理をせずに、適度に休憩をはさみながらやろうと思いましたが、

ちょっと取ろうと思った休憩中に、爆睡に陥ってしまいました。

 

予想はしていたんです。

昨日の疲れは、昨晩の睡眠では十分には回復しないだろうなということを。

そして予想通りでした。

もしかすると、昨晩よりも体感上の疲れは、今の方がきついかもしれません。

加齢に基づく華麗なる疲労回復の時間差攻撃現象、

今回もいやっちゅう程、実感させられています。

 

悔しいけど、しゃぁないっす。

くっそ~!

でも頑張ったら疲れる、しっかり生きている証拠でもあるよね。

楽しんで頑張って疲れて寝て、そしてまた楽しく頑張る。

ありがたいことです。

疲労回復にはこれですよね。