僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

昭和は Z 世代の憧れの対象?

飲酒歴40年、断酒歴7年と10カ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル65。

本日もリスボンの、経験値は尊敬の対象?ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

今日も一昨日に報告しました、障害者による公募作品展の展示作業に行ってまいりました。

くたくたです。

でも充実感の伴うくたくたです、ありがたいことに。

 

今日も何人かの学生諸氏に手伝ってもらいましたが、

展覧会場の帰りの車の中のことです。

僕は、 R 大学大学院の O 君と、僕の勤務先の3年生、 K さんのアッシー君を勤めていました。

 

車の中でチック・コリアの作品をかけていたところ、

O 君が手持ちのスマホの何チャラというアプリを用いて、

僕が流していた曲のタイトルを探り当てました。

最近の AI って、そんなこともできるんですね。

 

でもその曲名検索アプリ、曲名は教えてくれますが、

それ以上の情報は伝えてくれません。

そこで音楽の経験値は異常に高い僕は、

僕の脳内オジィ・データからチック・コリアに関する情報を引き出し、

嬉しそうに語ってみました。

 

2000年生まれの O 君、そして2002年生まれの K さん、

ともに僕のオッサン博識ぶりにえらい感心していました。

 

さらに僕は悪乗りして、1960年代から70年代のロックナンバーを流し、

さらに滔滔と20世紀のポップスに関するウンチクをさらに嬉しそうに語りました。

 

アメリカ、ブラスロックの雄、シカゴ

Z 世代に属する、二人の若者、僕の昭和時代の知識や感性にえらく感心してくれました。

特に、 K さんが喜んでくれ、僕と K さんの距離感が一挙に縮まった感じになり、

うれしくなりました。

今もまだ少し、興奮してます。

 

ご同輩諸氏、僕たち、昭和の生き残りは、

無理に21世紀や令和の感性に合わせて媚びる必要はありませんぞ。

Z 世代の若者たちの中には、

20世紀、すなわち昭和のカルチャーにあこがれを抱いている、

優れた者たちがいるんですよ。

ジジィはジジィの誇りをもちましょう。