僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

今日も終活?

飲酒歴40年、断酒歴7年と11ヶ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル65。

本日もリスボンの、整理できない一日の日記・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

今日の午前中は、1コマ100分の全く同じ内容の講義を2回繰り返す日でした。

デザイン史概説、27歳の時にとある短大でこの科目名で始めた講義、

今の勤務先を含め、全部で8つの大学・短期大学で、語り続けてきました。

 

今日はその僕の講義人生の主要な持ちネタの、ホンマの最終日、

授業をしながら、最後ということで何か感じるかなと思いましたが、

特に感慨もなく、終わりました。

ま、こんなもんかな。

 

ただこの講義の終了後、とてつもなく悲しくやりきれない終活を知りました。

 

情けは人の為ならず、だったかな - 僕のワンノートサンバ (hatenablog.com)

 

昨年の10月ですが、僕の教え子の友人である、

オーヴァードゥーズに苦しみながら、母親からの虐待にも苦しんでいた、

一人の女性の生活再建のお手伝いをしたことを報告しました。

 

今日の授業終了後、彼女を僕に引き合わせた女子学生から、

その子が年末に特急電車にはねられ、亡くなっていたことを知らされました。

薬物過剰摂取に伴う、衝動的な飛び込み自殺だったようです。

 

教え子の下宿に居候しながら、アルバイトに励んでいたことを聞いていただけに、

ショックです。

まだ二十歳でした。

 

何もできませんでした。

僕にできることは、薬物使用障害の恐ろしさについて、語り継ぐことだけです。

 

堺で一人暮らしをしている倅から電話がありました。

倅はこの4月から、守山市の大きな医療施設に、専門職事務職員として就職します。

新しい棲家を決めたとのこと、2月半ば以降に堺から守山に引っ越したいので、

トラックの運転手を勤めてくれという依頼の電話でした。

 

 

大阪でデザイナーをしている長女に続き、

長男も社会に送り出すことができそうです。

僕とパートナーの子育ても終活段階を迎えました。

 

いくつかの終活を切り抜けながら、僕の何回目かの青春がまた始まります。